2010年11月18日木曜日

懐かしいお方にお会いしました




11月15日、京都大学で低炭素都市圏政策ユニット主催のシンポジウムがありました。


フランスからニース・コート・ダ・ジュール都市圏共同体トラム・交通整備局長のボン・デン・マルク氏が講演に来日された。 彼は20年間ストラスブール市でもトラム敷設と大型都市計画に関与してきた。その経験に裏付けられて、マルク氏の講演内容はいつも、説得力があり、パワフル。わたしの本でもマルク氏の特別インタビュー記事が載りますので、期待していてください。

(写真はニース市を走るトラム)


また。韓国交通研究員・グリーン成長実践研究本部長の講演内容もスケールの大きい企画が多く、韓国のエネルギーを感じさせられた。一つ印象に残ったのは、外の景色がみえる透明なチューブ型のトンネルを地上に作って、自転車専用道路にするというアイデア。しかし、「自転車に乗る人は、大気に触れてペダルを漕いで、知人に会ったり、気になるモノに出会ったときに、自由に止まれるのが魅力だと思っているから、地上トンネルは自転車にはふさわしくない」、というのがフランスのお方の意見。さて、あなたはどう思う?