貴方の人生をさらに豊かにして、ビジネスも充実させるためには、異文化体験をどのようにして活かせばいいのでしょうか? How to live intercultural experiences to make your business and personal life more interesting?
2010年8月31日火曜日
夏の終わり・バカンスも
気温は高くても、暦ではそろそろ夏も終わりに近づいている。
フランスの夜のメインニュース、8時の国営2チャンネルを見ていると
バカンスからパリに帰って来る家族を追ったルポがあった。
車から、自転車も含む、引越し道具のような荷物一式を降ろして、
空き巣に入られていないかそろそろと家の中に入り、
無事を確かめてほっとしたら、洗濯機のフル回転。
取材対象の家族の子供は、金魚までバカンス先に連れて行っていた。
又、昨夏洪水被害にあった、南フランスのキャンピング場は、
今年は客が来ないかと思ったら、フランス人お得意の「連帯」の心意気で、
「困ってる時だからこそ、客として元気付けに行かなければ」。
常連客が来てくれたので、今年も例年通りのビジネス。
しかも、毎年同じキャンプ場に出かける家族も多いので、
1ヶ月の間のバカンス期間の、お隣さんとの出会いも付き合いも大切で、
事実、それを楽しみにしている子供たちも多い。
そんな一ヶ月を扱った楽しい映画も毎年ヒットする。
ああ、バカンス、この国民的共有イベント。
ふりかえって、フランスと少なくとも同じくらい豊かなはずの日本では、
バカンスで報じられるのは、高速道路の渋滞状況と、
空港から海外へ飛び立った人数。
何故、日本にはグルメ食べ歩きのほかの、
楽しい休暇風景がニュースで紹介されないのだろう・・・
地方のイベントや美術館情報など。 日本にも素晴らしい夏祭りが
山ほどあって、特集番組までBSでは組まれているが、
もっと文化一般、音楽、芸術関係のニュースを5分でもいいから毎日、
最後に(そう。スポーツのあとに)紹介するニュース番組があってもいいと思う。
写真・フランス・ストラスブール市の夏祭りの終焉・
街の中心街で開催された花火ロックコンサート
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